髪への負担を抑えた酢酸カラー

髪の色が明るいとファッションの視野も開けて、より楽しくなります。
そんな良いイメージがあるヘアカラーですが、負担をかけ傷みやすくなるなどマイナスになる点も多く、
カラーをする際は注意しながら選定しなければなりません。
また、髪が傷みににくくなる酢酸カラーなど髪の健康面を考慮したメニューもあります。
 

1.ヘアカラーの種類

ヘアカラーには、染毛剤やブリーチ、マニキュアなどさまざまな種類があります。
染毛剤はドラッグストアーやスーパーなどでも販売されていて、
キューティクルが開いた髪に色を染めていくという方法です。
ブリーチは脱色と呼ばれるくらい髪へのダメージがかかりやすくなります。
ただ、カラーが入りやすいため、色も出やすく明るい仕上がりが良い点です。
マニキュアはカラーの中でもダメージが少なく、美しいつややかな仕上がりが期待できます。
ただ、髪を傷めにくくすることから色も入りにくく、思い描いていた通りの仕上がりにならないのがマイナスです。
 

2.酢酸カラーでダメージを抑える

ヘアカラーが髪を傷める最大の原因はアルカリです。
アルカリを使用しているカラーは髪が傷むと思っておきましょう。
ヘアカラーを終えた後もアルカリが髪に残り、髪がパサつくなどダメージ状態が続く場合も少なくありません。
そんなアルカリカラーに対抗できるのが酢酸カラーです。
酢酸が成分を分解させることにより、ダメージとなるアルカリを残りにくくします。
酢酸カラーはパーマ剤と相性が良いこともポイントです。
スタイリングしやすくなり、パーマのデザインをより引き立てられます。
酢酸カラーはヘアサロンのメニューの効率を高めることにつながることでしょう。
髪へのダメージを抑え、美しいカラーが期待できる酢酸カラーはまさにカラーヘアをする人にとって良いことずくめです。
これからもヘアサロン業界で酢酸カラーが活躍の場を広げていくでしょう。
 

3.酢酸カラーをオーダーする

酢酸カラーを希望している場合は、事前にヘアサロンで酢酸カラーがメニューにあるか要チェックです。
サロンにより酢酸カラーの料金も異なるので比較しておくと良いでしょう。
また、ヘアサロンはそれぞれ強みとしている分野があります。
メリットとデメリットを知り、トータルでチェックして選びましょう。
ヘアサロンで酢酸カラーをし終えてから、イメージと違った…そんなことを感じた人も多いのではないでしょうか。
それはヘアカラーが合っていなかった事が理由にあげられます。
イメージカラーは大きく分けるとイエローベースとブルーベースがあり、
1人１人それを元に向き不向きのカラーが分けられます。
イエローベースはファッションはクリーム系のカラー、
ブルーベースは青みの強いホワイトというように似合うカラーが存在するのです。
ヘアにおいてもイエローベース、ブルーベースで似合うカラーが存在し、
それをベースにカラーを選ぶとしっくりくるとも言われています。
酢酸カラーに迷ったら、イエローベース、ブルーベースを元に考慮すると良いでしょう。
また、サロンスタッフは技術以外に専門的な知識を持っています。
似合うカラーを熟知しているので、相談してみましょう。
適切なアドバイスで応えてくれます。
ヘアサロンを選ぶ時は料金をリサーチしておきましょう。
それぞれにオプションやサービスが異なり、無料だと思っていたサービスが有料だったというケースもあります。
インテリアの雰囲気、ドリンクサービスのメニューなど好みは人それぞれです。
自分に合ったリラックスサロンを見つけましょう。
 

酢酸カラーは髪にダメージを与えるアルカリを残りにくくするメリットがあります。
髪に負担をかけにくくしつつ、美しい仕上がりが期待できるでしょう。
パーマ剤との相性も良く、ヘアサロンの作業、段取りがスムーズになり効率アップにつながります。